公益社団法人 日本麻酔科学会
中国・四国支部第61回学術集会

会 期
2024年9月14日(土)
会 場
高知市文化プラザかるぽーと
会 長
河野 崇(高知大学医学部 麻酔科学・集中治療医学講座)
中国・四国支部第61回学術集会

会長挨拶

会長:河野 崇
(高知大学医学部 麻酔科学・集中治療医学講座)

河野 崇(高知大学医学部 麻酔科学・集中治療医学講座)

この度2024年9月14日(土)に中国・四国支部第61回学術集会を高知市で開催させていただくことになりました。 私個人としても、若手時代に登竜門として演題を発表したり、研修医を指導したり、また他施設の先生方と交流したりと、 非常に思い入れのある学会であります。このような機会を与えていただき、会員の皆さまには厚くお礼申し上げます。
今回、学会テーマを「時代が求める麻酔科医の役割に挑む」といたしました。 私が麻酔科の研修を受けていた当時、75歳以上の麻酔管理を超高齢者の麻酔経験として発表したことを記憶しています。 それから25年が経とうとする現在、医療技術の進歩によりもはや後期高齢者の手術は日常的に行われるようになりました。 その間、チーム医療としての周術期管理の構築、モニタリング技術の進歩、区域麻酔をはじめとした疼痛管理法の定着化など、 様々な革新的なアプローチが導入されてきました。 そして時代の変化とともに、麻酔科医の活躍の場は、手術麻酔に留まらず、手術室外での鎮静、集中治療、 緩和・ペインクリニックなど多岐に及んでいます。 こうした中、本学術集会では、現在そしてこれからの時代、麻酔科医に求められる役割とは何か、 それをどのように実現するか、について参加者の皆さまで互いの経験や考え方を共有しながら検討したいと考えております。
会場となります高知市文化プラザかるぽーとは、高知市中心部に位置し、 はりまや橋からですと徒歩で10分ほどのところにあります。 また、高知は食の宝庫として知られており、鰹のタタキをはじめ美味しく新鮮な魚介類や素晴らしい土佐の地酒を提供するお店がたくさんありますので、 皆さまに味わっていただきたいと存じます。
2024年9月、皆様と南国高知の地で一堂に会し、実りある学術集会となるよう準備を進めて参ります。 そして、熱い議論のあとには、会場周りでも懇親を深められる世界が戻ってきていることを切に願っております。 ぜひとも、多くの先生方の演題のご応募、ご参加を賜りますようお願い申し上げます。

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